2014.12.8かんきつ系ガソリン

こんにちは! 店長の杉です。

今日は「事納め」です。

その年の農事等雑事をしまう日だ・・・そうです。

江戸時代には、里芋・こんにゃく・にんじん・小豆を入れた「御事汁」を食べた・・・そうな。

農事を始める「御事始め」は2月8日だ・・・そうです。

以前、再生エネルギーとして、

うどん

サツマイモ

の利用を書きましたが、

今度は「みかん」・・・です。

柑橘(かんきつ)系ガソリン・・・になるそうですよ。

通常、トウモロコシ・サトウキビで生成するバイオエタノールとは違って、

「みかん」から生成するのは、

「ブタノール」・・・だそうです。(においは臭いですが)

通常のメタノールと違って、ブタノールは熱量が高く、タンクを傷めないそうで、

既存のガソリン用設備が使える・・・という。

美味しい「みかん」を・・・ではなくて、

「傷が付いて商品価値が落ちたり腐ったりしたミカンを微生物と一緒に皮ごとタンクへ投入。細胞を破壊して糖化させた後、別の微生物で発酵させるとブタノール7割を含む燃料になる。」

そうです。

副産物も「水」だけだそうで、環境的にも適しているそうな。

事納めですが、みかん農家にとっては、今までゴミとして捨てざるを得なかったものが、

有効活用になり、活性化になるのであれば、吉報でしたね。

頭上の天気

それでは、いい1日を。

このページの最初へ戻る